カテゴリ:日々のこと( 485 )

時に世界は優しい

昨日、母が退院しました。入院が長引いたにもかかわらず、幸運にも元の施設に再び入所でき一安心。
一時は危篤と知らされ、延命措置の説明までされたあの夜。 入院中は何があってもおかしくないという緊張感と、安定してると聞いて真逆の安心感が交差していた。病状は進行してるとはいえ、今日は笑顔でうなづいてると聞いて心からうれしかった。

そんな母の退院の前日、今度は僕が救急搬送されるという洒落にもならないことになった。
幸い、その日のうちに家に帰れたのだけど。 
「心配なことがあるんですか? あまりお一人で抱え込まないようにしてくださいね。」
看護師の方のその言葉に、そんなつもりはなかったのに胸のつかえが取れた気がした。

妹夫婦や包括支援センターのスタッフさんにはずいぶん助けていただきました。
今日はほぼ体調は戻っております。
ニュースの世界は暗澹たる思いになることばかりですが、母をとりまく世界は時に優しいようです。


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ふゆと猫と私の部屋  -猫の雑貨と懐かしの道具たち-
2月6日(水)- 17日(日)10:00-20:00
craft&gallery kukka


by bleugreen | 2019-02-16 00:27 | 日々のこと

I Fall In Love Too Easily

惚れっぽい私(邦題)はフランクシナトラやチェットベイカーの歌で有名な片思いのスタンダード曲。
キースジャレットも何度か録音してるけど、この今は無き、よみうりランドのオープンシアターEastでの演奏が一番好きだ。
特に後半ゲイリーピーコックのベースソロの後のキースのソロは、何度聴いても心が震える。
時に癒し、時にレクイエムのよう。

ここ数日、母の病状が思わしくなく(今は少し安定してる)この美しい曲を日に何度も聴いてる。
そんな時、ラインに付き合ってくれた人に強くならなくちゃねというような事を言ったら、「そんな必要はないよ。 心のままにいるしかないよ。」と言ってくれた。 その人もこの曲を気に入ってくれるとうれしいな。

誕生日おめでとう。


Keith Jarrett Trio - I fall In Love Too Easily




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ふゆと猫と私の部屋  -猫の雑貨と懐かしの道具たち-
2月6日(水)- 17日(日)10:00-20:00
craft&gallery kukka





by bleugreen | 2019-02-01 00:06 | 日々のこと

ふゆと猫とプレッシャー

今朝、搬入当日だというのに作品がぜんぜん間に合わないという夢をみた。
何度かそういう夢を見たけど、個展がないこのタイミングになぜ。
しかも親戚が集まりなぜか引っ越しが始まってて家中カオス。
そして作品はといえば、中途半端な前衛でこれじゃとても、、というものばかりで、泣きそうになりながらギャラリーに明日の早朝か今夜そちらで作業してもいいかと電話をしようというところで目が覚めた。
夢でよかった。。
意識してないところで、なにかにプレッシャーを感じてるのかもしれない。

そんな時は、、 猫。(え? 

お世話になってるcraft & gallery kukka さんにて2月6日(水)より始まる企画「ふゆと猫と私の部屋」のDMを担当させていただきました。

ぼくも猫のイラストで参加しますのでお楽しみに。

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by bleugreen | 2019-01-21 01:25 | 日々のこと

おめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
暮れから続いた強い海風もおさまり、時折みぞれ交じりの雨が降る元日です。
昨年は二か所も初めての場所で展示が出来て、いい緊張感の中で制作が出来た一年でした。
今年は上越がメインになりそうな予感ですが、はたしてどうなりますやら。

ということで、今年もどうぞよろしくお願いします。




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by bleugreen | 2019-01-02 00:05 | 日々のこと

しろくまツリー

今年もクリスマスが近づいてきた。
子供の頃のワクワク感はとっくにないけれど、ジョン・ルイスのクリスマスを観ると少しの間あの頃に戻れる。(気がする)
僕が好きなのは2015年版man on the moon

kukkaのクリスマスのおくりものにポストカード、A4複製画など出品してます。
現在制作中のも期間中に持っていく予定。
ワクワクがここにはあるかもしれません。(たぶん)


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by bleugreen | 2018-12-06 00:04 | 日々のこと

窓辺の人

先日の展示会期中、二度観にいらした女性が特に長くこの絵の前に佇んでおられたと、さ和さんが最終日に教えてくれた。


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白が飛んでるくらいの逆光の光になぜか惹かれます。
なぜだろうと考えるに、無防備に光に包まれてるような感じが心地いいのかともと思います。
光の空間を持続的に夢状態で体験すると人間の内部がその光の色彩に洗い流されるというような話をジェイムス・タレルの作品で読んだことがあります。  
そこまでの力がこの絵にあるとは思えませんが^^:

でもなにか心地のよさや癒しのようなものをその女性が少しでも感じておられたなら、描いてよかったと思います。





by bleugreen | 2018-11-28 21:50 | 日々のこと

Tender 終了。

maison de たびのそら屋での作品展「Tender」 終わりました。
最終日はたいてい静かに終わることが多いのですが、昨日は上越や埼玉からの友人たちが来てくれて何年振りかに赤ちゃんまで抱っこしたりして、にぎやかに終了しました。
最終日だけでなく遠方から来てくれた方たちも多くてほんとにうれしい日々でした。
撤収後の外は晩秋の小雨降る心寂しい夜でしたが、ギャラリーオーナーさ和さんとの打ち上げは暖かく心温まる時間でした。
帰る路すがら、さ和さんのひとつひとつ、、という言葉が胸に残ります。
夏のフェルのはなれでの展示から今回の準備までかなりタイトでしんどい時期もありましたが、課題も見え次へと繋がりそうです。
そう、ひとつひとつ、ですね。

観に来てくれた方々、maison de たびのそら屋、さ和さんに感謝です。
ありがとうございました。



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by bleugreen | 2018-11-15 22:44 | 日々のこと

たびのそら屋

maison de たびのそら屋の前身、cafeたびのそら屋は上越市高田の小さな川のほとりにありました。
ハートの実ができるフーセンカズラが窓一面にあったのを思い出します。
僕はあまりいい客ではなかったと思うけど、閉店間際に店主さ和さんと共通の友人とカウンターに陣取りクローズしてからも三人でわいわいと楽しく過ごしたのはいい思い出。



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そして突然の結婚と閉店の発表。 
最後の日は店に入りきれない人が集まったという。
それからもう6年経つらしい。




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その後さ和さんとは数年に一度くらい、桜の季節に高田公園の近くで偶然会ったりする程度だったけれど、突然長岡のギャラリーmu-anを引き継ぐのでそのオープニング企画に協力をしてほしいとメールが来たのが、たしか昨年の夏。
以前からいつかmu-anで展示を、と思ってたので二つ返事で引き受けた。
そしてこの春、「あらたなはじまり展」が開催。 搬入の時に久しぶりに会ったさ和さんはとても輝いて見えた。
ギャラリー経営の経験もなく、初めていろんな作家さんが集まるその日はおそらく不安と期待で破裂しそうな心境だろうけど、さ和さんは笑顔で乗り切った。 そう見えた^^
作業中、不思議なご縁に顔を見合わせ、まさかここでねぇと感慨に浸ったのでした。


今展示Tenderは4日目が経ちましたが、すでにあらたなご縁が出来てるようです。
明日明後日の土日はお昼頃から5時前くらいまで在廊の予定です。
名古屋のVoyageさんの珈琲もご用意しております。
よかったら足をお運びください。









by bleugreen | 2018-11-09 23:16 | 日々のこと

水の線路「命は」

今日、母の病室に行くと空気人形のサントラが流れていた。
適度な広さの四人部屋に久しぶりに日光が降り注いでいて、おばあさんたちが静かに寝ていて
水の線路「命は」が、泣けてくるくらいにその光景に合っていた。
今ほど、この詩が自分に染みこむことはないように思えました。

孤独感、空虚感が悪いことだけではない世界、そこに他者がそっと寄り添う世界。
きっとそこに本当のやさしさが存在する、そんなふうに思えました。



生命は 
       吉野弘

生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする


生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ


世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?


花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている


私も あるとき
誰かのための虻だったろう


あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない







World's End Girlfriend (Bae Doo-na) 水の線路「命は」







by bleugreen | 2018-09-12 01:05 | 日々のこと

Children's Play Song

台風が過ぎ去っていきました。 こちら大した被害はない模様。
この夏の間、ずっと悪かった母の調子がよくなり施設のスタッフさんが語り掛けると何度も笑ってた。
ずいぶん久しぶりに見た笑顔。 こちらの気持ちも少し軽くなったようです。


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静かめな曲をUSBにつめて病室でエンドレスで流してもらってるんだけど、今日は新たに数十曲プラスして持って行った。
気に入るといいんだけど。 (スタッフさんたちには評判がいいみたい。)












by bleugreen | 2018-09-05 00:17 | 日々のこと